根ってのは太く深く永く誇る
3月も終わってしまう。明日から4月がやってきちゃう。
今日でほいくしょにくるのが最後の子がたくさんいて、特にわたしの採用1年目はあの子なしでは語れない…ってくらい大事で大好きな子が転園で、話を聞いたときからショックすぎてだな。
わたしはこの仕事が好きなんだ。しんどいことも多いけど。そうなんだけど、昨年も今年も思ったのは年度末がほんとうにつらい。わたしは忘れないけど、子どもたちは忘れるもん。悲しい。この悲しさを毎年味わうのかと思うとつらすぎて辞めたくなるね。わたしの気持ちが重すぎる、、、。
今年の子たちもすごくかわいくて、すきだったんだけど、昨年の子たちには勝てないな〜〜〜〜〜〜っとずっと思ってしまっていた1年でした。
先日クラス発表があって、持ち上がることになったけども素直に喜べなくて、わたしでいいのかな〜〜〜〜って思い続けている。昨年は持ち上がらなくて泣いたくせに。
けど今日でお別れの子たちと会った途端に泣いた自分がいて、こんなことで感じるのも変だけど、わたしはこのクラスが好きだったんだな〜〜〜〜。来年度も楽しくなるのかな。不安だな。
不安が努力を突き動かす。
人生是一方通行。
来年のこの時期もきっともやもやしてるんだろうな。毎年ちゃんと悲しみたい。新年度が始まってほしくないくらい、楽しかったな〜〜〜〜って思えていますように。
すてごー聴いて、ラップの解説読んだらまた涙が止まらないよさくらいくん。
花が散るような寂しさを覚える頃。
花はいつか散れども、それはやがて次の花を咲かせる蕾となるだろう。
つまりこの終わりは終わりであるが、そしてまた始まりでもある。
そしていま胸に響く皆の声や音。
僕たちが共に過ごした時間は胸の中で根となり永遠に誇り続ける。
毎日を過ごすなかで、思い出が光ってしまう。
いま、それぞれの人生が交わった交点は終わりを迎え、それぞれの人生を歩み始める。
胸に包み込んだ日々が輝いてしまうのは、過ぎ行く時間が思い出を彩る事によって光るから。
僕は共に過ごした時間のその先へ歩き出す。
いつかまた。その先で。